写真は1980年頃、創業者の小林武之助です。

会社は戦後から、製造卸売として始まりました。

 

大量生産が主流の時代であっても

規模の大を目指さず

ゆっくりと続けてきました。

 

今も同じ道具を使い、少量しか作れませんが

煮具合、風味を人の目で確認しながら

作り続けています。


つくだ煮は

ひとつひとつの食材を無駄にする事のないよう

生まれた智恵でもありました。 

 

昔は冷凍はもちろん冷蔵設備さえ今の様に整っておらず

築地で売れ残った大量のアサリを魚河岸の方が持ってこられる事もあったようです。

 

つくだ煮は水分が入らない様時間をかけて

砂糖と醤油でゆっくりと煮ることで浸透圧が高まり

痛みにくくなるのです。

 

木製の大きな飯台や、竹製のカゴ、ザルなど

昔の道具を今でも使用しているのは

少しでも水分が飛ぶ様に考えているからです。


肉、魚料理のつけあわせやおむすびの具に

 

つくだ煮はご飯との相性はもちろんですが

副菜としても良く活躍してくれます。

 

おむすびにすれば食欲の無い日にも

手が進みます。

 

昆布は魚や肉料理などの

動物性の食品に合わせると

お互いの旨味がより引き出されます。

 

朝ご飯は白ご飯とお吸い物につくだ煮があれば

料亭の様な、ちょっと贅沢な気分を味わえます。

 


手軽さが魅力

 

重ねられる器に入れておけば

そのまま食卓にならべられます

 

朝食の時間がずれてしまう時でも

白ご飯があればOK

 

また冷やご飯に

つくだ煮を乗せてあたたかいお茶をかければ

レンジを使う手間もなく

おいしいお茶漬けが頂けます

 


「海老」と「升」

 

海老は長寿のシンボルで、力強い泳ぎの様子が商売の力強さに。

 

升は言葉遊びで、二つ重なり「ますます・・」

 

つまり増々商売発展

 

 

 のれんや包装紙は、江戸時代の染め柄を元に

芹沢銈介氏に師事されていた

岩手の染織家、小田中耕一氏にデザインして頂きました。