つくしん
つくだ煮処 | 東京・佃島
佃島、路地裏の角を曲がると。
賑やかな通りから少し足を踏み入れた場所に、私たちの小さなしごとの場があります。
江戸の昔から続く、つくだ煮の営み。変わらない風景の中で、私たちは今日も、ほんの少し新しい風を織り交ぜながら、火を焚いています。
味のありかた
白米にも、宵のお酒にも。
つくしんのつくだ煮は、少しだけ「浅め」に炊き上げています。
昔ながらの保存食としての役割を大切にしつつも、現代の食卓にそっと馴染む、素材そのものの歯ごたえと香りを残したいから。
ひと口食べたときに「あ、あさりの味がする」と、素材の顔が浮かぶような上品な仕上がり。週末の少し良いお酒のアペリティフとしても、静かに寄り添う一品です。
手しごと
かまどと、職人の目。
今でも、かまどに火を入れ、職人が鍋つきっきりで、その日の気温や素材の状態を見極めながら手作業で仕上げています。
手間をかけるからこそ生まれる、ふっくらとした柔らかさは、機械では決して出せない私たちの誇りです。
佇まい
贈る方の、こころを包む。
つくしんの包装紙は、型染め作家・小田中耕一氏の意匠によるものです。伝統的な日本の美意識でありながら、どこか愛らしく、現代の暮らしに馴染むモダンさ。
「これ、センスが良いね」と喜んでいただけるような、佇まいの美しさも大切に届けています。
水産庁×つくしん | 琥珀の魔法
映像でたどる、手仕事の記録。
水産庁による「さかな百景」にて、私たちのつくだ煮づくりをドキュメンタリーとして取材していただきました。
かまどの炎、静かに変わる鍋の中の色、そして受け継がれてきた伝統の調和。私たちが言葉だけでは伝えきれない、職人の息遣いや「琥珀の魔法」にかかる一瞬を、どうぞ映像でご覧ください。